軽バンユーザーにとって夏は最もいやな季節かもしれません。
夏の気温が高いのは仕方ないにしても、座席の下に高温のエンジンがあるキャブオーバーという軽バンのエンジンレイアウトが暑さに追い打ちをかけてきます。
もちろん仕事中は車のエアコンが切れない状態が続いていますが、軽自動車でエアコンを点けているとどうしてもパワー不足を感じますし、燃費も非常に悪くなるので困るのですが、酷暑の中、エアコンを点けていないと熱中症の危険ですので仕方ありません。
そのエアコンも軽ワンボックスの場合、荷室にまで冷気が行ってしまうので、エアコン全開にしていても涼しく感じない時があります。
そこで考えたのが運転席と荷室を分ける間仕切りカーテンです。
管理人は軽トラも乗っていたことがありますが、運転席と荷室が完全に分かれている軽トラは運転席も狭いこともあり、エアコンの効きは非常に良くてすぐに冷えますし、長時間の運転ですと冷えすぎることもありました。
それに対し、運転席と荷室が繋がっている軽バンや軽ワゴンなどの軽ワンボックスはエアコンを点けてから冷えるまでに時間もかかりますし、冷気が必要のない荷室にまで行ってしまうので効率が悪いんです。
そんな時に役立つのが間仕切りカーテンですので、管理人が乗っているスズキエブリイDA64Vのハイルーフの間仕切りカーテンの価格を調べてみたところ、10000円以上もかかることがわかりました。
ちゃんとした間仕切りカーテンを考えるなら10000円出してもいいかもしれませんが、管理人はこの夏の暑さをもっと快適に乗り越えられればいいだけなので、10000円も出す気になれません。
そんな時、軽ワンボックスを乗っている仲間とエアコンが効かないという話をしたところ、100均グッズだけで簡易間仕切りカーテンを作ったところ、エアコンの効きが良くなったと言っていました。
早速、作り方を教わり、100均で以下のアイテムを購入しました。
用意するのは、突っ張り棒、透明テーブルクロス、目玉クリップ、ダブルクリップの4点ですべて100均のダイソーで揃いましたので合計金額は税込432円でした。
まず、ダブルクリップを運転席側と助手席側のピラーのプラスチック部分に挟み込み、そこに突っ張り棒をわたして突っ張ります。
その突っ張り棒に透明テーブルクロスをかけて長さを調節したら、目玉クリップで止めれば完成です。
スズキエブリイDA64Vハイルーフの場合、この位置ですと上が10㎝以上のすき間ができてしまうのですが、この場所以外は突っ張り棒を止められるような形状や材質ではないので仕方ありません。
完全に運転席と荷室を分離することが目的ではなく、エアコン効率をアップさせるだけですから、これだけでも十分だと考えていましたが、実際に体験してみると運転席が冷える時間が格段に早くなりましたし、体感的にもかなり冷えるのでエアコン全開にしていなくても、涼しく感じられました。
たった432円でこれほどの効果が出るんですから、もっとエアコンの効きをよくしたいという軽バンドライバーはぜひ試してみてください。
追記
この間仕切りカーテンを付けたまま、冬を越しましたが、ヒーターの温まり方も格段に良くなりました。これで夏のエアコン効率アップだけでなく、冬のヒーター効率アップにもなることが実証されました。
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