軽ワンボックスのメリットとデメリットを知ろう!

背が高くて大きい軽自動車の代表格が軽ワンボックスですが、軽ワンボックスのメリットを考えた時、一般的に最初に思いつくことは、やはり多くの荷物が積めるということでしょう。

荷室の広さを活かすことで、大きな荷物やたくさんの荷物が積めるというのは確かにメリットのひとつです。

しかし、メリットだけにフォーカスしてしまうと、買った後に「こんなはずじゃなかった…」と後悔することにもなりかねません。

なぜならメリットがあれば、必ずデメリットもあるからです。

メリットはもちろん重要ですが、それと同じくらい、いやそれ以上にデメリットを理解しておくことは重要だと考えます。

そこでここでは、軽ワンボックスのメリットとデメリットについて、掘り下げて考えてみます。

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軽ワンボックスのメリット

軽ワンボックスのメリットはいくつかありますが、管理人が考える軽ワンボックスの最大のメリットは、維持費が安いということと大きい車体ということです。

たまに購入する時には、軽自動車は高いという話を聞きますが、それは新車価格と中古車価格を比較したとき、普通車は値下がりが大きく価格にかなり開きがありますが、軽自動車は差が少ないということだと思います。

しかし、長く乗ることを考えますと、軽自動車税や車検費用は明らかに安くなります。

軽自動車と普通自動車の維持費を比較

どれくらい安くなるかを排気量660ccの軽自動車と、現在、売られている普通自動車の中から、軽自動車に最も近い排気量1000ccの一般的な普通車を比べてみます。

まず、毎年5月に払う軽自動車税ですが、軽ワゴン(軽乗用車)ですと年間7200円もしくは10800円で、軽バン(軽商用車)ですと年間4000円もしくは5000円です。

それに対して、1000ccの普通乗用車では、29500円となります。

つまり排気量がたった340cc増えるだけで、軽ワゴンでは18700円~22300円、軽バンでは24500円~25500円も高くなるんです。

排気量が大きくなれば、税金も増えますので、毎年の維持費の負担も大きくなります。

車検費用に関しては、車体重量や年数、修理の有無などがありますので、一概には言えないのですが、修理などを一切しなかった場合の最低金額で考えてみます。

軽自動車の場合、車検にかかる最低金額は50000円前後というところです。

それが普通車になりますと、車検にかかる最低金額は70000円前後になりますので、ここでも20000円くらいの差が出てきます。

年1回の税金と2年に1回の車検の合計を計算してみますと、
軽ワゴン(軽乗用車)の場合は64400円から71600円、軽バン(軽商用車)の場合は58000円~60000円となります。

それに対し、1000ccの普通乗用車ですと129000円となります。

2年間の差額は、軽ワゴン(軽乗用車)で57400円~64600円、軽バン(軽商用車)では69000円~71000円も安く済むのです。

排気量がたった340cc多くなるだけで、2倍近くも維持費がかかる計算になります。

任意保険料に関しても、軽自動車の場合は普通乗用車の保険料金の7割程度の保険料で収まります。

また、高速道路の料金も軽自動車と普通自動車では、長い距離を乗るほど違ってきます。

昔からよく言われていることに軽自動車は燃費がいいなどと言われいますが、これに関しては、管理人はどちらともいえないと思っています。

確かに排気量が多い車と比べれば、燃費もよくなるかもしれませんが、軽自動車でも軽ワンボックスのように車体が重く、ターボなどが付いているものは悪くなりますし、普通車でも車体が軽く、高性能の低燃費エンジンですとあまり燃料を使わずに走りますので、軽自動車のメリットとは考えていません。

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車体の大きさ

普通の5ナンバーの軽乗用車は、人が快適に乗ることを最優先に考えて作られています。

そのため、小さい車体の大きさ目いっぱいを使って、座面が確保されていますので人はある程度、快適に乗れますが、その反動で荷室を極限まで狭くしてありますので、荷物はほとんど載りません。

それが普通の4ナンバーの軽商用車になりますと、荷物を多く載せることを前提に作られていますので、荷物はそれなりに載せられます。

しかし、荷物優先なので、4人乗りと言われている車でも、後ろの席は背もたれが直角になっていて、大人はもちろん、小学校高学年の子供でも窮屈に感じてしまいます。

それが軽ワンボックスになりますと、乗用タイプの軽ワゴンにしても、商用タイプの軽バンにしても、人と荷物の空間に困ることはありません。

その広々とした空間を生かして、旅行やキャンプ、車中泊などに軽ワンボックスを利用している、という人も多いですし、近年、注目を集めている車中泊ができることも軽ワンボックスのメリットです。

他にもメリットはいろいろとあると思いますが、軽ワンボックスの大きなメリットをまとめますと…

POINT

 維持費が安くて経済的

 車体が大きくて実用的

ということが挙げられると思います。

次はデメリットを見てみましょう。

軽ワンボックスのデメリット

管理人が考える軽ワンボックスの最大のデメリットは、車体が大きいゆえのパワー不足です。

走行性能に関して言えば、すべての車の中でも最低ラインではないでしょうか。

そもそも、軽ワンボックスであれ、普通の軽自動車であれ、排気量は660ccと決まっていますので、ターボ付きではない軽自動車であればパワー自体にはそれほどの差はないと思います。

普通の軽自動車は車体が小さい分、軽ワンボックスと比べると車体重量も軽くなりますから、同じパワーならまだサクサク走ります。

しかし、軽ワンボックスは車体が大きい分、車体重量も重くなりますから、同じパワーなら確実にレスポンスが悪くなります。

上り坂などですと、パワー不足をてき面に感じることがあります。

普通車に乗っていた人が、軽ワンボックスに乗り換えればハッキリとパワーの違いがわかると思います。

たまに普通車に乗っていた人が軽ワンボックスに乗ってみたいと考え、買い換えたけどすぐに手放してしまったという話を聞くことがありますが、こういった場合、パワー不足で走りに不満を持ってしまったことも多いのではないでしょうか。

さらに定員4人や多くの荷物が乗っていればさらに、レスポンスが悪くなりますので、普通に走ろうと思うとアクセルを余計に踏み込むことになります。

そうすることで、燃費が悪くなることもあります。

パワー不足を補うためにターボ車などもありますが、ターボを活用するには、結局はエンジンを回転させなければいけませんから、パワーは出てもノンターボ車に比べれば、燃費は悪くなると考えた方がいいかもしれません。

とは言え、普通に走る分には問題ありませんし、さらに最近の軽ワンボックスはエンジン性能もアップしていますので、パワー不足も燃費も気にならないレベルになる日も近いのかもしれません。

あとはエンジン音がうるさいのもデメリットでしょう。

普通の軽自動車や軽トールワゴンはフロント部分にエンジンがありますが、軽ワンボックスのエンジンは基本的には座席の下にあります。

これをキャブオーバーと言います。

キャブオーバーのメリットとしては、荷室を最大限まで確保できることですので、軽ワンボックスの広さはキャブオーバーだから成し得ていると言えるでしょう。

しかし、座席のすぐ下にエンジンがあるため、エンジン音がそのまま聞こえてしまうので、フロントにエンジンがある普通の軽自動車や軽トールワゴンと比べるとうるさく感じることもあります。

また夏限定ですが、エンジンの熱が座席から伝わってしまうこともあり、車内が暑いと感じることもあります。

しかも車体が大きい分、エアコンの効きも悪く感じることがありますが、そのための対策として、座席と荷室を分ける間仕切りカーテンを取り付けるという方法があります。

純正の間仕切りカーテンもありますが、100均アイテムで自作することもできます。

軽バンのエアコン効率をアップするための簡易的な間仕切りカーテンなら100均のダイソーで買えるアイテムで作れます。

そしてこれは最も大きいデメリットだと思いますが、万が一の事故の時は普通車に比べると危険な面があるということでしょう。

軽自動車は危険と言われていて、特に軽ワンボックスはひとつの箱型という形状のため、運転席の前に何もないことから衝突時には危険というイメージがあります。それらを踏まえた上で軽ワンボックスの危険性と安全性について考えてみました。

軽ワンボックスのデメリットをまとめますと…

POINT

 パワー不足

 燃費が悪くなることもある

 エンジン音がうるさい

 夏はエンジンの熱で車内が暑い

 事故の時に危険な面がある

と言うことが挙げられると思います。

まとめ

管理人が思う軽ワンボックスのメリット、デメリットを挙げてみましたが、いかがでしたでしょうか。

メリットよりもデメリットの方が数的には多くなってしまいましたが、デメリットを理解してこそ、軽ワンボックスを心から楽しむことができると思いますし、個人的にはデメリットを凌駕するメリットがあると思っています。

これらのメリット、デメリットを踏まえた上で考えますと、軽ワンボックスに乗るということは、経済的で実用的に使うことを前提として、走りには期待しない方がいいということになりそうです。

つまり考え方を変えれば、軽ワンボックスは「のんびりを楽しむ車」と考えるのが最もしっくりくると思いますよ。

こういった点を理解していれば、軽ワンボックスほど便利で楽しい車は他にはないのではないでしょうか。

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