春から秋にかけてはアウトドアレジャーに最適な季節ですが、軽ワンボックスが1台あればデイキャンプから車中泊キャンプまで大活躍してくれます。
デイキャンプや車中泊キャンプに役立つキャンプグッズはいろいろありますが、車の横にテーブルを広げて食事を楽しんだり、まったりしたりする時に便利なのがカーサイドタープです。
カーサイドタープというのは、シートをロール状にして、車のサイドに取り付けるもので、出し入れが簡単で日かげを作ってくれたり、食材をカラスなどから守ってくれたりしますし、何よりアウトドアを楽しんでます!って感じがしますよね。
カーサイドタープは軽キャブコンの軽キャンピングカーには標準装備となっていることも多いものですが、既製品がありますので軽バンコンや普通の軽ワンボックスにも後から取り付けることができます。
カーサイドタープの形状
カーサイドタープの形状には次のようなものがあります。
ロール状になったシートを拡げるもの
ウイングタープを半分にしたようなもの
テントを半分にしたようなもの
どのタイプもそれぞれに魅力がありますが、価格を見ると週末キャンプに行くからちょっと買ってみようかと簡単に買えるほど安くないのが難点です。
本格的なオートキャンプをすることを想定しているのであれば、自分の欲しいものを購入してもいいですが、たまの休日にちょっとデイキャンプをやりたいという人にとっては、結構な出費になってしまいます。
軽ワンボックス用のカーサイドタープを調べた中で最も安かったものが、メルテックLS-22で4986円(税込・送料無料)でした。
5000円以内で買えるのであれば、それほど高くはありませんが、用途を日よけのみに限定すれば、シートを拡げるタイプのものを自作するのものいいかもしれません。
そこで自作カーサイドタープの作り方を調べてみたところ、100均グッズを利用することで低予算でカーサイドタープが作れることがわかりました。
自作カーサイドタープの作り方
カーサイドタープを自作するのに必要なものは、以下の通りです。
タープ用ポール(2本)
ブルーシート(ハトメ付き)
ロープ(2本)
ペグ(2個)
S字フック(ハトメ分)
吸盤
この中で100均では買えないと思われるのが、タープ用ポールのみで、他のものはすべて100均で売っています。
作り方としては次のようになります。
①吸盤を車のサイドの屋根に吸盤をいくつか貼り付けます。
②吸盤にS字フックを取り付けます。
③ブルーシートの片側のハトメをS字フックに取り付けます。
④反対側の両端のハトメにタープ用ポール挿し込みます。
⑤タープ用ポールをロープとペグで固定します。
工程としてはこれだけですが、文字ではわかりにくいので参考となる動画を掲載しておきます。
これだけでも日よけとしては十分な機能を果たしてくれています。
タープ用ポールも木材を使って自作している方もいるようですが、さすがに強度に不安が残りそうですので、既製品の中で最安値を探してみたところ、Sutekusのタープ用ポール2本セット 1280円(税込)でした。
まとめ
このように100均で買えるブルーシートや吸盤、ペグ、ロープなどを使えば、格安でカーサイドタープが自作できます。
タープ用ポールが1280円かかるとしても、総額では2000円ほどで済みそうですので、既製品の半額以下です。
ただし、100均のブルーシートは生地も薄く、サイズも小さいので、状況に応じてホームセンターで調達した方が良いかもしれませんが、その場合でも3000円以内で収まるでしょう。
あとは実際に作ってみて、自分の車に合ったアイデアを考えてみるのも楽しいそうです。
注意点としては、自作カーサイドタープは高価なカーサイドタープと違い、雨風にはめっぽう弱いようなので、天気が良い時に使うのが基本として、天気が悪くなりだしたらすぐに撤収しましょう。
また、駐車場の一角を占領してカーサイドタープを設営している方もいるようですが、それは明らかなマナー違反ですので人の迷惑にならない場所で設置してください。
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