軽ワンボックスの最大の特徴は“荷室が広い”ということですが、その広さを利用して管理人のように軽ワンボックスを仕事に使っている方も多いと思います。
軽ワンボックスを仕事で使うと言っても、荷室に目いっぱい荷物を積む軽貨物運送業から大工さんや設備関係などの職人さんが仕事道具を積むためというのもありますし、お花屋さんなど店舗の配達からお弁当などの移動販売など、さまざまな業種で使われています。
この中でも、軽貨物運送業などで軽ワンボックスを使っている場合、荷室は広ければ広いほど良いです。
軽貨物運送業で宅配などを生業としている場合、あと数センチ大きければ、全部積み切るのに…という場合があるからです。
1個の荷物が積みきれないために、もう一度、荷物を取りに帰ってくるとなると無駄な燃料を使って、無駄な走りをしなければいけないということが起こり得るんです。
仕事ではなく、軽ワンボックスでの車中泊キャンプをするにしても、荷室は広いに越したことはありません。
そこで、今回は2019年現在、日本で売られている3種類の軽バン、スズキエブリイ、ダイハツハイゼットカーゴ、ホンダN-VANの荷室の広さを調べてみました。
広さの基準は単純に荷室の体積で、荷室のタテ×ヨコ×高さで計算でき、立方メートルで表されます。
その体積が大きければ荷室が広いということになりますので、軽バンの体積の大きい順ランキングにしてみました。
軽バン荷室の広さランキング
第一位:スズキエブリイ
荷室長:1910mm=1.91m
荷室幅:1385mm=1.385m
荷室高:1240mm=1.24m
荷室体積:約3.28立方メートル
第二位:ダイハツハイゼットカーゴ
荷室長:1860mm=1.86m
荷室幅:1315mm=1.315m
荷室高:1235mm=1.235m
荷室体積:約3.04立方メートル
第三位:ホンダN-VAN
荷室長:1585mm=1.585m
荷室幅:1390mm=1.39m
荷室高:1365mm=1.365m
荷室体積:約3.00立方メートル
まとめ
ススキエブリイは、以前のDA64系では3.12立方メートルでしたから、DA17系になったことで若干、広くなりました。
ダイハツハイゼットカーゴは、以前のタイプとまったく同じサイズなので、荷室体積も変わりませんでした。
特筆すべきはホンダN-VANです。
N-VANはホンダが19年ぶりに出した新型の軽バンというだけあって、以前のホンダの軽バン『アクティ』と比べると荷室がかなり広くなっています。
ちなみにアクティは荷室サイズは荷室長1725mm、荷室幅1240mm、荷室高1200mmでしたので荷室体積は約2.57立方メートルでした。
確かに荷室長だけで見るとエブリイ、ハイゼットと比べると30㎝ほど短いのですが、その分、荷室高は他の2車と比べると10cm以上高く、そうすることで体積を確保していることがわかります。
このように体積だけで見るとスズキエブリイが最も広いことがわかりましたが、このランキングあくまでも体積の数値だけの結果です。
したがってこのランキングによって車の優劣がつけられるものではありませんが、軽バンを買う場合の参考にはなるのではないでしょうか。
コメント
ホンダのNバンは床の横の張り出しが大きいため横幅は1mぐらいしか無いため宅配には狭すぎて使いにくい