車に乗っていると定期的な交換が必要になる部品や消耗品はいくつかありますが、その中のひとつにバッテリーがあります。
寒い冬の朝などに、セルの回り方が弱々しかったり、エンジンのかかりが悪くなっている時がありますが、そういう症状が出た場合、原因のほとんどはバッテリーの寿命です。
バッテリーの寿命は通常使用で2~3年と言われていますが、寿命が近づいてくるとさまざまな症状が出てきます。
出てくる症状には、セルの回り方やエンジンのかかりが悪くなる他にも、ヘッドライトが暗く感じることやクラクションの音が弱々しくなるなどがあります。
もちろん寿命ではなく、バッテリー液が減っていて補充したら直ったという場合もありますが、管理人の経験上、バッテリーに関する症状が出てきた場合にはバッテリー交換をしてしまった方が後々安心です。
バッテリー交換くらいなら管理人のように機械に弱い方でも簡単にできますから、カーショップなどでバッテリーを購入してきて自分で交換しています。
今までバッテリー交換をしたことがない人にとっては難しいと感じるかもしれませんが、スパナが1本あれば簡単にできます。
もちろんカーショップでもバッテリー交換はしてくれますが、交換工賃がかかってしまう場合もありますので自分で交換する方が経済的です。
車好きの人なら知っていて当たり前のことですが、バッテリー交換をしたことがないという人のためにバッテリーの交換方法を簡単に説明しておきます。
①バッテリーの位置を確認します。
軽ワンボックスの場合、クラッシャブルゾーンもしくは荷室下にあります。
②エンジンを切って念のため鍵を抜いておきます。
電気系統ですからうっかり通電してしまうのを防ぐための措置です。
③バッテリーのマイナス端子(黒)を外します。
④バッテリーのプラス端子(赤)を外します。
端子を外す順番は必ず黒のマイナス端子を外してから、赤のプラス端子を外します。
これもうっかり通電を防ぐための措置です。
⑤バッテリーを固定している金具をスパナを使って外します。
取り外したボルトは落とさないように注意しましょう。
⑥バッテリーを取り出します。
見た感じよりもかなり重たいのでしっかり持ち上げます。
⑦新しいバッテリーを設置します。
⑧バッテリーを固定する金具を取り付けます。
⑨バッテリーのプラス端子(赤)を繋ぐ
⑩バッテリーのマイナス端子(黒)を繋ぐ
端子を繋ぐ時は端子を外した時と反対の順番で必ず赤のプラス端子を繋いでから、黒のマイナス端子を繋ぎます。
これもうっかり通電を防ぐための措置です。
これでバッテリー交換は完了ですが、確認のためにエンジンを始動してみてちゃんとかかれば問題ありません。
文字だけでは不安ですし、細かい注意点などもありますのでバッテリー交換の参考になる動画を掲載しておきます。
これでバッテリーの交換方法はおわかりいただけたと思いますが、新品のバッテリーはどこで買うのがお得なのでしょうか。
軽自動車用のバッテリーは『40B19L』か『40B19R』というタイプが一般的です。
ちなみにLはLEFT(左)でRはRIGHT(右)の頭文字でバッテリーの向きと端子の位置を表していて、車種によって変わってきますので、購入前に自分の車のバッテリーに記載されている数字を確認しておくことが大切です。
カーショップやホームセンターなどでも買えますが、管理人の考え方としては性能がまったく同じならなるべく安い方がいいと思っていますので、40B19L(R)の最安値を調べてみました。
その結果、最安はパナソニックのSBシリーズでアマゾンでは3450円、楽天では2980円でした。
どちらも送料無料ですので40B19L(R)の最安値は楽天ということになりました。
バッテリーは見た目以上に重たいので、リアル店舗に買いに行けばレジから車まで重たい思いをしなくてはいけませんが、玄関先まで配達してくれる通販なら重たい思いをするのは交換の時だけですから、バッテリーを通販で買うのは女性にもおすすめです。
コメント