軽ワンボックスの活用法として人気があるのが車中泊です。
車中泊なら道の駅などの24時間いつでも駐車可能な場所さえ見つければ、そこで夜を明かすことができますので、テント泊のように場所を探したりする必要がありません。
軽ワンボックスで車中泊の旅をする場合の就寝可能な人数は大人2人までが限度です。
退職後に老夫婦2人で車中泊旅行をするには、ノーマルの軽ワンボックスの荷台をフルフラットにして、ベッドやマットを敷けば問題ありませんが、お子さんがいらっしゃるご家族での車中泊旅行となるとノーマルの軽ワンボックスでは少々無理があります。
子供が1人で小学生低学年までくらいなら、多少狭くてもなんとかなりますが、子供が2人いる場合や小学生でも高学年になりますとノーマルの軽ワンボックスでの車中泊は厳しいです。
それを解消するための方法として思い付くのが、軽キャンピングカーにカスタムすることですが、就寝可能人数を4人にするためのカスタムは高額になってしまうのが難点です。
そんな時に便利なのがルーフテントです。
ルーフテントというのは、車の屋根の上にキャリアを付けて、その上に載せるテントのことで、軽キャンピングカーなどにはデフォルトで搭載している場合が多いものです。
このルーフテントを取り付ければ、車内に2人、ルーフテントに体重の軽い人2人くらいなら寝られるので、4人で車中泊ができるんです。
でも、最も気になるのがルーフテント自体の重量です。
軽ワンボックスを使用することが前提なので、あまり重いと660ccのエンジンではパワー不足を感じるでしょうし、燃費も悪くなります。
ということで、軽ワンボックスにも搭載可能なルーフテントを探していたらところ、担ぎ重量が16㎏という軽量の『オアシス130』というルーフテントがあることがわかりました。
オアシス130は、ルーフテントジャパンというルーフテントを専門に製造、販売している会社の製品で、軽自動車への搭載例が掲載されていました。
一般的なルーフテントはFRPのようなカバーに覆われていて、しっかり作られているので重量があり、大人2人で取り付け作業することが多いのですが、オアシス130はキャンバス地のテントそのもののような見た目からもわかるように軽量ですから、1人でも取り付け作業ができます。
1人で簡単に設置できる簡易ルーフテントということで、テレビ番組でも紹介されたことがあるようです。
そもそもルーフテントは車中泊に出かける時だけ取り付ければ良いわけですから、外観が立派であるよりも軽量であることの方が重要ですよね。
さらに、車上だけでなく地上にも設営できる設計になっているので、キャンプ場でも使用できる2WAY仕様です。
最大積載重量140Kgとなっていますが、1人あたりの最大重量80Kgとされていますので、子供2人もしくは子供1人と親1人で使用することになります。
価格は税抜きで138800円ということで、一般的なルーフテントよりも2~3万円は安くなっています。
現在は進化して『オアシス アルタイル130(Altair130 byOASIS)』となりましたが、価格は変わらず税込149900円です。
高額な軽キャンピングカーのカスタムをしなくても、約15万円で家族4人の車中泊旅行ができると考えるとコスパはいいと思います。
ちなみに『オアシス アルタイル130』は2人用ですが、1人用のルーフテント『オアシス アルタイル80』も用意されています。
詳しい内容は販売元のルーフテントジャパン公式サイトを確認してください。
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