軽ワンボックスが1台あればできることというのはいろいろありますが、最大の特徴でもある広い荷室を最大限に利用できるのが車中泊です。
車中泊の魅力はなんと言っても、自由で経済的だということです。
普通、どこかに泊まりで旅行に行く時にはまず予算がいくらあるか?ということを考えてから目的地を決めて、宿泊施設の予約を取り、ルートを決めて…という計画を立てるものですが、車中泊旅行ではそういった工程は一切必要ありません。
例えば『給料日前でお金は無いけど、今週末は天気が良さそうだから車中泊に出掛けよう!』といったように思いつくままに行動することが可能です。
近年では車中泊ブームとなりましたが、管理人は以前から軽ワンボックスでの車中泊は“自由で経済的”という持論を唱えていましたので、その魅力や楽しさが共感されてきたのかもしれないと感じています。
ここでは、軽ワンボックスで気ままな車中泊をする場合にこれさえ用意しておけば快適な車中泊ができるという最低限必要な用品の一覧をご紹介します。
軽ワンボックスの車中泊に最低限必要な用品一覧
軽ワンボックスの車中泊に最低限必要な用品といっても、要は横になって眠れれば良いわけですから、そんなに深く考える必要はないというのが管理人の持論です。
その考え方を踏まえた上で車中泊に最低限必要な用品とは何かを考えてみました。
ベッド
軽ワンボックスで車中泊をする場合には必ず荷台をフルフラットにしますが、それでも小さな凸凹は必ずあります。
寝る時には、たとえ小さな凸凹でもあると絶対に安眠できませんので、凸凹をなくすようなクッション性があるベッドが必要です。
車中泊用のマットなども発売されていますが、比較的、高価ですのでキャンプ用のマットで十分です。
荷室の凸凹を吸収させるためには、最低でも5㎝以上の厚さがあるマットがベストですが、管理人のお気に入りは厚さ3㎝のインフレータブルマットです。
もし厚さ3㎝のインフレータブルマットでは凸凹が吸収されない場合には、硬質ウレタンフォームを荷室の形に加工して敷いておけば完璧です。
インフレータブルマットの価格は2000円~3000円ほどですが、硬質ウレタンフォームの価格は荷室に敷き詰めると5000円~6000円ほどかかります。
タオル類
タオル類は万能アイテムですので、タオルケット、バスタオル、フェイスタオルとさまざまなサイズのものをたくさん持っていきましょう。
タオルケットは寝るときの毛布替わりにもなるのはもちろん、暖かい時期には荷室の凸凹を吸収させるクッション材にもなります。
バスタオルは体を拭くだけでなく、丸めれば枕にもクッションにもなります。
その他、さまざまなことに使えますので、タオルはなるべく多く用意しておくと便利です。
タオルは家にあるもので間に合いますが、買い足すとしても2000円~3000円もあれば十分でしょう。
LEDランタン
暗くなってからの車内で便利なのがLEDランタンです。
LEDランタンにもソーラー式、手回し充電式、電池式といろいろありますが、管理人が全部使ってみた結果、電池式ランタンが最も使いやすいです。
選び方の注意点としては、明るい方が良いということでLEDの数が多いものを選びがちですが、車内に直置きなどすると予想以上にまぶしいので、LEDの数が少なくコンパクトなLEDランタンを複数用意して光を分散させるのがおすすめです。
コンパクトなランタンを複数用意する理由は、トイレに行く時などひとつを懐中電灯代わりに持っていけるからです。
ちなみに管理人がテントや車中泊で愛用しているLEDランタンはジェントスの単三電池式でコンパクトな一灯ランタンを3個使っています。
電池式LEDランタンの価格は安いものは1000円以下からありますが、1000円から2000円以内のものを2~3個用意しておけばいいと思います。
網戸
夏の車中泊で意外と忘れがちなのが、軽ワンボックス用の網戸です。
寝るのは夜とはいえ、夏の夜の車内は想像以上の暑さになる場合がありですので、快適な睡眠が取れないことがあります。
エアコンをつけっぱなしで寝るという手もありますが、無駄な燃料を使ってしまいますし、車中泊をする場所によっては騒音の問題がありますので、車中泊ではエンジンを切るのが基本です。
網戸といっても、専用のものを用意する必要はなく、100均で買える安い材料を使って自作できます。
100均グッズで作る自作網戸であれば、予算は1000円~2000円あれば十分です。
まとめ
細かいことを言えば、他にもいろいろな車中泊用品はありますが、長期の本格的な車中泊ではなく、週末のちょっとした車中泊であれば、これだけで十分だと考えています。
準備する車中泊用品の予算も1人あたり5000円~6000円で済みますし、何度も使えることを考えるとかなり経済的です。
あとは試行錯誤しながら、さらに快適な車中泊ができるようなオリジナルアイデアを考えていくというのも、車中泊の楽しみのひとつです。
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